2009年のまとめ

反省しきり。

記事一覧を見た雑感

  • コード書いた量: PHP >> Ruby
    • 後半は全然Ruby触れてない
  • ブログの本数が去年の半分
  • その半分くらいが勉強会(または飲み会)レポート
  • emacsの設定いじってばっか


もう少し意識してRuby書かないといかんなと思う今日このごろ。
でも今はなぜかC/C++のお勉強中。ダメだこりゃw

来年のほーふ?

来年はRuby/C/関数型言語のどれか/ネットワーク、辺りを中心に書いていければなーと思ってます。
思ってるだけですが。

というわけで

今年も1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

ビット演算子の恐怖

PHPは暗黙の型変換をしてくれます。
余計なお世話なことが多いですが、適当プログラマには便利な場面もあります。

さて、ビット演算。フラグを複数設定したい場合なんかにたまに使いますが、こいつがまた余計なことをしてくれます。
なんと、文字列がビット演算できる!

データ型の変換に注意しましょう。両辺のパラメータが文字列の場合、 ビット演算子は文字の ASCII コードで演算を行います。

PHP: ビット演算子 - Manual

どうしてこうなるんだよ!!!!!!

じゃあ、文字列同士じゃない場合は?

試してみた。

<?php
$a = '100';
$b = '20';
$c = 20;
$d = 'foo';

var_dump($a | $b); // 数値へ変換可能な文字列同士
var_dump($a | $c); // Intと数値へ変換可能な文字列
var_dump($a | $d); // 数値へ変換可能な文字列と変換できない文字列
var_dump($c | $d); // Intと数値へ変換できない文字列

/* Output:
string(3) "300"
int(116)
string(3) "w"
int(20)
*/
  • 文字列同士だと、asciiコードによる演算を行う
  • 文字列同士じゃない場合は、Intへ暗黙の型変換されてるっぽい

もっとも考え得るはまりポイントとしては・・・「数値文字列同士をビット演算して、意図とは全く異なる結果が返ってくる。」ですかね。
いつも型を意識していない場合や、DBやテキストから数字を取得した時なんかは特に要注意。

おまけ

本当に内部でIntに型変換 しているらしい。あほか。

<?php
var_dump(true | 20);  // true と Int
var_dump(false | 20); // false と Int
var_dump(2.5 | 3.3);  // float同士

/* Output:
int(21)
int(20)
int(3)
*/

というわけで

PHP本当に余計なおせっかい焼きのkuso
素晴らしい言語ですね!!!!

nginx + passengerで超適当なRails環境を作る

  • 2010/03/18 ディレクトリを分けた場合のパス指定が間違っていたので修正

自分専用redmineを動かしているサーバが貧弱すぎて、Apache+passengerだと眠くなるくらい遅くなる。
nginxなら少しは軽くなるかなーとか適当に考えて入れてみる。

使った環境:

  • CPU: Atom 230
  • Mem: 2GB

Passengerを入れる

$sudo gem install passenger

nginxの依存モジュールを入れておく

$ sudo apt-get install libpcre3-dev libssl-dev

nginxモジュールを入れる

$ passenger-install-nginx-module

nginxのソースコードのディレクトリと、インストール先のディレクトリを指定。
configureオプションを指定すると、nginxがmakeされる。

nginx.confの編集

nginxモジュールインストール完了後に設定例が出てくるので、その通りに追記。

http {
    ...
    passenger_root /home/user/.gem/ruby/1.8.7/gems/passenger-2.2.4;
    passenger_ruby /local/ruby/1.9.2/bin/ruby1.9;
    ...

    server {
      listen 80;
      server_name example.com;
      root /local/nginx/html/hoge;
      passenger_enabled on;
      passenger_base_uri /hoge;
      # auth_basic "Restricted";
      # auth_basic_user_file htpasswd;
    }
}

通常のディレクトリとRailsのディレクトリをServer Nameで分ける

普通のページとRailsアプリを同時に動かして、どちらにもbasic認証をかけておきたい!
てことで設定変更。
locationの指定に気づくまでに少しかかった。

http {
    ...
    passenger_root /home/user/.gem/ruby/1.8.7/gems/passenger-2.2.4;
    passenger_ruby /local/ruby/1.9.2/bin/ruby1.9;
    ...
    server {
      listen 80;
      server_name example.com;
      root html/hoge;

      location / {
        auth_basic "Restricted";
        auth_basic_user_file htpasswd;
      }
    }
    server {
      listen 80;
      server_name example2.com;
      root html/example2.com;
      passenger_enabled on;
      passenger_base_uri /hoge2;
      rails_env production;

      location / {
        passenger_enabled on;
        auth_basic "Restricted";
        auth_basic_user_file htpasswd;
      }
    }
}

nginxの設定、どこかにまとまった資料とかないかしら。
できれば日本語か英語で・・・

TokyuRubyKaigi#01に行ってきた

当日スタッフとして参加。戦場ビデオカメラマンからカメラを受け取って、録画したりもにょもにょしてました。
以下、感想というか・・・

やったこと

開始前
  • 打ち合わせと軽く買い出し。
  • 設営。主にカメラとiMovieの設定。
LT中
  • 録画スイッチを見つめながらビール & 日本酒
  • 皆様食べ物をたっぷり持ってきてくれてました。
  • こっそりustしてみたり
  • 映像越しにLT見てました。内容は酔ってて覚えてn(ry
終了後
  • 会場片付け・・・中に@kukoさんにご挨拶。
  • 気づいたら片付けほとんど終わってました。ごめんなさい。
その後
  • 品川で2次会的な何か
  • 途中からの記憶がなく、帰りに3度ほど寝過ごすという醜態でした。
  • ご迷惑かけた方がいましたら、本当にすみません。

感想

  • 録画した動画は結構頭が切れてるのが多いです。ごめんなさい。
  • 映像いじったの初めてだったり。各カンファレンスの配信職人の人達はえらいです。すごいです。
  • 義侠(日本酒)うまかった!@koichirooさんありがとうございます!
  • @kukoさんはすばらしい人でしたよ!!!*1


以上、食って飲んでLT聞いてとゆるくて楽しい時間でした。
皆様お疲れ様でした!

*1:書けと言われたので

GREE オープンソーステクノロジー勉強会#19 に行ってきた

Scalaのと書く順番が前後してますが・・・
第19回オープンソーステクノロジー勉強会に行ってきました。
以下、メモ晒しと雑感。

講師: 白石さん@あゆた
html5-developers.jp @google group

HTML5 ってなに?

  • HTML 最新バージョン。新要素、属性が多い。
  • 10 月に最終ドラフト公開。
  • 勧告にはまだまだ遠い (2022 年予定)=>実装されているものから使う。
  • 仕様が分かれている
HTML5 の基本
  • content-type, file extemtion は変わらない
  • タグの種類がすごく増える。
    • 日付、 progress, meter, command etc...
新要素を使ったマークアップ
    • アウトラインを構成する要素
    • スタイル定義の要素には div を使う
    • 独立したセクションの要素
    • RSS で配信されてもいいようなもの

HTML5 では全てがセクションに所属する。
セクションは全て独立した要素である。

アウトライン = セクションの入れ子構造
セクションの構造を意味のある (セマンティックな) 要素で表す
=> プログラムから文書の構造がわかりやすくなる

特徴的な要素
    • 自由にお絵描きができるグラフィック要素
    • 要素の変形などが可能 (js から操作)
    • ex) スピナー画像のサンプル
      • JS 1kb 程度。色の変更や動作の制御が可能
    • 3D がサポートされつつある
フォーム要素
  • 日付やメールアドレス、電話番号などのフォーム要素が増えた
  • Opera では実装が進んでいる
  • 入力値のヴァリデーションが属性値で制御できる。
    • type での自動チェック
    • 正規表現でのチェック
  • オートコンプリートの実装が可能
    • :list => datalist & option
その他の要素
  • ドラッグアンドドロップ API
    • IE での実装を標準か
    • 外部アプリケーションとの連携が可能
    • MIME type を指定してファイルの受け渡しが可能
  • クロスドキュメントメッセージング
    • 異なるウインドウ間でメッセージの受け渡しが可能
    • iframe 内と通信したり
    • ex) iGoogle のガジェット間通信 (ガジェットは iframe)

関連 API

アプリケーションキャッシュ
  • Gears みたいなにローカルにキャッシュができる
Web Database
  • クライアント上で動作する RDB
  • SQL 使用可
  • ドメインごとに領域が分かれている
  • 1 ドメインで複数 DB 保持可
  • 非同期 API と同期型 API が存在する
Web Strage
  • key-value 型のストレージ
  • Local strage: 永続的
  • Session strage: ウインドウごと
  • 既に IE8 で利用可能
Web Workers
  • バックグラウンドで動作するスレッド
  • 複雑になる JS アプリには必須
  • スレッドとは厳密な意味では異なる
    • 変数の共有不可
    • メッセージング API を利用する
    • Worker から DOM をいじるなども不可
  • 辛い点
    • Worker はデバッグ不可。ログ出力もメッセージ API 経由
  • 実装ライブラリ
    • fakeworker.js
    • AlexService
Web Sockets
  • 双方向通信を行う API
  • サーバ側にも専用の実装が必要
    • Port:80, 443
まとめ
  • HTML5+API で Web アプリの可能性が広がる!

雑感

  • ブラウザ自体がアプリケーションプラットフォームになる印象
    • RDBやKVSの内包に注目。
    • インターフェースもさらにリッチにできる。
  • 簡単なアプリはブラウザだけで完結する。サーバサイドは同期するだけになるかも。
  • HTML5 + CSS3 で注目されているが、いつのまにか JS も標準に組み込まれているような。
    • HTML が JS を取り込んだという意見も
    • HTML5 の要素には JS 前提のものが多い
  • とりあえず覚えきれない。仕様でかすぎ。
    • なぜかMS系の環境が連想された。特にExcelとか。

ともあれ、クライアント環境の強化によって、Webアプリケーションの様子ががらりと変わりそうな感じがします。

Scala-hack-a-thon#1に行ってきた

Scala Hack-a-thon #1 : ATND
Scalaやるやる言いつつ全然やれてなかったので、行ってきました。

会場の様子

  • ほぼ満席であったが、恐ろしいほど無言。
  • ただしtwitterは大にぎわい。

やったこと

  • インタプリタはあったけど、エディタとビルド環境を準備してなかったので急いでこしらえる
  • emacs + sbt(Simple-build-tools)
  • 資料の前半部分を読む
  • サンプルコードは帰宅してから読んでみた

雑感

  • とりあえず3時間以上Scalaのことだけ考えられたのはよかった
  • コップ本読んでから行けば良かった
  • Scalaは元々Javaに詳しい人がいじると相当快適じゃないかと思う
    • 逆の場合(つまり俺)はJava+Scalaをやろうとすると、覚えることが多そうだ
    • Scalaの言語仕様はかなり大きい & Javaのライブラリも知っている方がいい

id:yuroyoro さん、参加した皆様お疲れ様でした!
次回はなにか作りに行こうかと思います。

Emacs scala-mode

急いでメモ。

ダウンロード

svn co http://lampsvn.epfl.ch/svn-repos/scala/scala-tool-support/trunk/src/emacs/ scala-mode

設定

;; elispを溜め込んでいるディレクトリが ~/lisp
;; scalaはMacportsでインストール
;; scala-mode
(add-to-list 'load-path "~/lisp/scala-mode")
(add-hook 'scala-mode-hook
          '(lambda ()
             (yas/minor-mode-on)))
(setq yas/scala "~/lisp/scala-mode/contrib/yasnippet/snippets")
(yas/load-directory yas/scala)
(require 'scala-mode-auto)
(setq scala-interpreter "/opt/local/bin/scala")

キーバインド

Evaluate Buffer
C-c C-b
Evaluate Region
C-c C-r
Load file in Interpriter
C-c C-l

ファイルオープン

C-x C-f hoge.scala