Ruby1.9.1がリリースされた
2009/01/31, Ruby1.9の歴史が始まったようです。
1.9系統初の安定版、Ruby 1.9.1がリリースされたそうな。
http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/45836
Ruby 1.9はRubyの新しい系統です。近代的に、高速に、文法も明確に、多言語化
され、多くの改善がなされました。Ruby 1.8系統は2003年以来利用され、多くの
素晴らしい製品を生み出しました。本日、1.9の歴史が始まります。
1.9系統への移行はどんなペースで進んでいくんだろうか。Ruby界隈のことだから、すごいスピードで1.9系が増えて行きそうだ。
まあ、Rails やそのplugin、それに他の主要gemの対応次第かなあ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090131/323916/
YARVにより,Ruby自体の実行性能はコア性能で最大50倍,ベンチマークで2倍から10倍と大幅に高速化された。ただし,C言語で記述されたライブラリなどの実行速度は変わらないため,アプリケーション全体では10倍速くなるわけではない。
またRuby 1.9では多言語化が行われ,マルチバイト文字も1文字としてカウントされる。ブロック引数が常にローカル変数となる,今まで非公式に使えていたthenの代わりのコロン(:)がif/unlessやcase構文で使用できなくなった,などの違いがある。
やはり目玉はYARVと多言語化ですよね。マルチバイトを1文字としてしまったのが素晴らしい。
他の変更点もよく見ておかなきゃ。